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ウーロン茶とピルの相性が悪いってホント?

低用量ピルと食べ物や飲み物などに含まれている成分との相性は、個別具体的にみていくことが基本です。実際に、ウーロン茶などに関してはピルとの相性が悪いと判断されることもありますが、実ははっきりとそのように断定している資料も少ないという特徴があります。

こういった判断が難しい相性の問題には、いくつかのポイントがあります。そもそも、臨床試験の段階で医薬品と食べ物の成分を組み合わせて使用するという機会が少ないことが挙げられます。仮に、身体的に不安が生じる可能性が高いとわかっているものである場合には、そういったことをしてしまうことで被験者の身体に大きな副作用を及ぼしてしまう可能性もあります。

加えて、成分同士の相性が悪い場合というのは医学的な観点からも明らかに併用するのにふさわしくないと判断できるケースがほとんどです。それ以外のケースでは細かな部分の違い、つまり患者による個体差による違いを否定できませんので成分同士の相性は個別具体的に見る方がよいと判断できます。

ウーロン茶とピルの相性問題でも、この基本的な考え方は当てはまります。現実的に利用している中でも、ウーロン茶とピルを一緒に飲んで問題ない人もいます。それにも関わらず、相性問題が取り上げられるのはウーロン茶の中にカフェインが含まれているからです。

カフェインは、脳への覚醒作用を促す性質があるものであるため、同じように脳に対して影響を与える低用量ピルと相性が悪い可能性は確かに存在します。現実的な問題として、経口の避妊薬を服用するとカフェインの作用が遅くなりますので、カフェインによる覚醒作用が持続し続ける可能性を否定できません。

しかし、だからといってその影響が避妊薬にどれほどの影響を与えているのかを一般化することはかなり難しいといえます。そもそも、カフェインそのものにアレルギー性を持っている患者の存在も否定できないからです。

特定の患者の中には、特定の成分に対してアレルギー的に反応を示してしまう人も存在します。こういった要素を持っている場合に低用量ピルをその成分と一緒に飲むと体に良くない影響を与える可能性は存在します。この場合、生じた悪影響が本当に相性の結果で生じたのかはわかりません。これは、カフェインそのものがその患者にあわなかっただけだという結論を完全に否定することができないからです。

こういった背景があるため、ウーロン茶とピルの相性も個別に見ていくのが正しい方法です。不安がある場合は、避けるのがベストだといえます。

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