• ホーム
  • ピルの副作用で血栓症になるとどうなるの?

ピルの副作用で血栓症になるとどうなるの?

ピルにはいくつかの副作用があり、その中でも注意をしなくてはならない症状に血栓症というものがあります。血栓症になってしまうと、肺や脳の血管が詰まってしまって最悪の場合、死に至るケースも否定できません。実例でも、低用量ピルの服用中に血栓が詰まって死亡した事例が存在します。

血栓症は、特定のピルで生じるものではなく全ての低用量ピルで発症する可能性があるものということを知っておく必要があります。これは、血液中のホルモンの状態と関連性があるからです。

そもそも、女性ホルモンは血液中に溶け込むことになりますのでその中で濃度が変化するという特徴があります。血中に溶け込むのは、女性ホルモンとして吸収された物質が肝臓で代謝されて血液の中で吸収されるからに他なりません。肝臓で代謝された成分は、血液を固める働きを発揮してしまうことになるため、自然と血栓症になりやすくなってしまいます。ですから、どういった服用患者でも関係ありません。

問題なのは、低用量ピルにおける血栓症の副作用が実は患者に周知されていない傾向もあるということです。現実的な問題でも、副作用と気づかないで症状が重症化したという実例もあります。患者自身で判断することが難しいというケースもあって、副作用の中でも特に深刻化しやすいものに間違いありません。

事前に防ぐためには、まずピルを処方してもらう前の問診で嘘をつかずに応えたり、詳細な検査を受けておくことが大切になります。特に、避妊をしたいからといって適当な事をいって問診を行うと、適切な処理を行うことができなくなります。

また、海外からジェネリック医薬品などを購入するときにも注意が必要です。ジェネリック医薬品は、確かに先発医薬品と同等の効果を発揮しますが事前の検診などを必要にするわけではありません。インターネットを利用すれば通販のような形で購入することができるものなので、患者が血栓ができやすい体質であってもそれに気づくことができない可能性が高くなります。当然ですが、この場合副作用のリスクは増大します。

血栓は、低用量ピルを服用してから3ヶ月以内に生じやすく、その兆候もみて取れるものが多いです。具体的には、ふくらはぎが痛くなったり腹痛や頭痛、あるいは舌のもつれなどが代表的な症状として知られています。ですから、どういった方法で低用量ピルを入手するにしても、まずは初期段階で自身の体に問題が出ていないのかを必ずチェックしなくてはいけません。

関連記事
ウーロン茶とピルの相性が悪いってホント? 2020年06月08日

低用量ピルと食べ物や飲み物などに含まれている成分との相性は、個別具体的にみていくことが基本です。実際に、ウーロン茶などに関してはピルとの相性が悪いと判断されることもありますが、実ははっきりとそのように断定している資料も少ないという特徴があります。こういった判断が難しい相性の問題には、いくつかのポイン...

初めての人がピルを飲み始めるタイミング 2020年05月04日

ピルのタイミングは、目的によってかなり違います。基本的には、自分でスケジュールを組んでその日にタイミングよく生理周期を安定させることができるように服用していくことになります。一般的に、生理には周期を遅らせたいケースと早めたいケースの2つがあります。どちらのパターンを考慮したとしても、その目的とする日...

不妊治療に使われている中用量ピルは服用中の妊娠確率が上がる 2020年03月10日

避妊を行うためにピルを服用することは正しい認識ですが、実は不妊治療の現場でもピルが利用されることがあります。この場合は、一般的な低用量ピルではなく中用量のピルが利用されることが多いです。そもそも、ピルは女性のホルモンバランスを整えることができる非常に便利なものです。卵胞ホルモンと黄体ホルモンが一緒に...

低用量ピルは避妊目的だけじゃない!不正出血、生理痛の緩和の効果も 2020年02月12日

低用量ピルを服用することで、副作用の一種で不正出血が見られるという誤解が存在します。しかし、これは間違いで基本的にピルを服用すれば不正出血の状態を改善していくことができます。一般的に、低用量ピルの副作用には吐き気や偏頭痛といったものが挙げられます。こういった症状は、服用した初期の段階で出てくるもので...

避妊失敗120時間以内のアフターモーニングピル、アイピルの避妊確率は81% 2020年02月08日

アイピルは、それまでのアフターピルと比較して避妊確率が高いという特徴があります。アフターピルは緊急避妊薬として利用される医薬品ですが、事前に服用する低用量ピルと比較すると避妊確率が特別に高いわけではありませんでした。避妊の歴史は実は非常に長く、アイピルのようなアフターピルが登場するまではヤッペ法と呼...